海外体験ツアー in ネパール復興支援その5(最終)
カトマンズの私立校を訪問した。幼稚園から小学校のこの私立校は、何度か訪問している学校である。震災で校舎は大きくひび割れて現在、修繕中であった。
当会、宮城国際支援の会(MIAA)にお預かりしたネパール復興支援金をこの一貫校に7万円、支援金を手渡しした。この学校は、カーストの低いことから、公立校に行けない子供たちのために出来た学校で、25年前に、ネパールの友人ラマン氏のお姉さんが設立して今に至る。
震災後の状況
今回の現状は、かなり悪い状況であると感じた。被災して生徒が勉強に来ていないようで先生方も勉強に来れなくなっている生徒は何かの仕事をしていることが多いと話をしていた。本来であれば3倍の生徒がいなくてはならないのに、生徒数が明らかにすくない。他に私立校はないので、小学校の勉強事態をしていないと推測されるという。今後も継続して出向いて出来る限り支援して行きたいと思う。
ネパール渡航2016-10月最終まとめ
これで今回のネパール大震災への一連の支援に区切りを付けることとなった。しかしまだまだ支援が必要な施設は多く、政府の支援が進んでいるところは少なく、全く進んでいないところがあるという事が確認できた。塩釜青年会議所は1993年にカトマンズ青年会議所と調印をしており、そこから数えるとすでに23年が経過している。
当会が受け継いだ事業には、長くかかわることとなる貧しい子供たちがいることは事実である。
我々宮城国際支援の会は、これからも継続支援していけるよう最善を尽くしていきたいと思う。