ネパール大震災復興支援
2016年のメイン事業はマハカリ小学校が被災した再生事業であった。10月23日震災で壊れて使えなくなってしまっていた学校を再建したトーレチトレ村マハカリ小学校に行った。ネパール大震災で、校舎は大打撃を受けた。マハカリ小学校は標高2000mの場所に位置し、山岳地帯の学校である。まわりがすべて斜面となっており、農業で暮らしをたてている。今回、修復した学校の写真、同じ建物とは思えないほど出来上がりがよかった。皆様からお預かりした支援金で学校が復活致しました。今回の持参金のうち50万円を支払い、総額150万円で修繕をすることが出来ました。プラスして支援金5万円で給食の材料を購入し一人一人に配布した。
山岳地帯の生活
山岳地帯であるトーロチトレ村は、幹線道路から1時間ほど歩いた地域である。住宅はぽつぽつと見える程度であるが、半径10km圏内に小学生対象者が500人以上も住んでいる。遠くに住む子どもは、斜面を1時間以上登り学校へ通学することは日常である。周辺はあまり土壌がよくなく大根を主に育てて収入にしている。他には、麦、米、トウモロコシなどの穀物はあるが、野菜が少なく、果物は全く取れない。栄養状態もあまりよくない状態が続いている地域である。
学校給食配布
子供たちに少しでも栄養を与え、さらに学校で勉強をしてもらえるように考えだしたのが学校給食と題する食べ物の配布事業である。今回は、お菓子、ジュース、りんごを配布した。全員が手を出し喜んで受け取ってくれる。日本から参加したメンバーが一人一人に手渡しで配布した。このように手渡しし子供たちの笑顔を見ることで、参加者が感じるものは大きい。人ために役立つということが身をもって感じることができる。ネパールの子供たちは非常に喜んでくれるのでさらに我々も訪問した意味を感じる。
日本の子供たちは、お菓子やりんごをもらっても喜ばないと思う。日本は物がありあまり、食べ物に不自由はない。この学校給食配布事業は、10年を超え継続して行っている。これからもできる限り一般市民の方に体験してもらえるよう、コミュニティシェアハウスLibertyからも多くの若者が参加してもらえるよう最善を尽くしたいと思います。